困り解消!かけ算の筆算でつまずく原因と家庭でできる支援
「かけ算の筆算がわからない。」「どう教えたらいいの。」
そんな悩みをお持ちの方も多いかと思います。
今回は3年生で習う「2けたの数のかけ算」を例に支援のポイントを解説します。
かけ算の筆算でのつまずきには、次のような原因があります。
1.かけられる数とかける数が見分けられなくなる。
2.かけているうちに、どの数字にかけているかわからなくなる。
3.かけた数字をどこに書くかわからなくなる。
4.繰り上げた数字を最後に足したり、忘れたりしてしまう。
そんなときには次のような支援が効果的です。
➀ かける数を色ペン(マーカー等)で囲み、かけられる数と結びます。答えを書く枠も同じ色で作ります。かけられる数の上にかける順番も書きましょう。

➁ 繰り上がりの数字は右上に小さく書かせます。最後に足すときにその数字まで足してしまう子は、使ったらその都度斜線で消すようにするといいです。

➂ 次は違う色で➀と同じように支援します。こうすることで視覚的に見分けやすくなります。

➃ また➁と同じように計算させます。

➄ 最後に足します。繰り上がりは小さく書いて斜線で消しているので足す数もわかりやすいです。

この手順を実際にやってみると次の写真のようになります。

筆算は手順がわかるとやりやすくなります。
慣れてきたら、はじめから2色を書き込んであげましょう。
繰り返すことで、色を付けていなくても筆算ができるようになります。
かけ算の筆算には、かけ算九九ができることが必要になります。
九九をまだ十分に覚えきれていない子は、九九の歌などを利用しながら楽しく覚えていくとよいでしょう。
筆算の時には、時々九九表を見ながら取り組ませることも大切です。
今回はかけ算の筆算について支援のポイントを解説しました。
ぜひ、ご家庭でも取り組んでみてください。